2025年の住宅ローン金利はどうなる?最新動向と今後の予測(2025年11月30日版)

2025年も残り あと1か月 となり、
「来年の金利はどうなるのか?」というご相談が非常に増えています。

金利は住宅購入に直結する重要なポイント。
特に今年(2025年)は、日銀の政策転換や物価上昇の影響で
“歴史的な転換期” とも言える一年でした。

今回は、2025年11月30日時点の最新情報をもとに
住宅ローン金利の現状・今後の動向・2026年に向けた予測 をまとめました。


🔍 1. 現在の金利動向(2025年11月時点)

■ 変動金利

多くの銀行は 0.4%〜0.6%台 を維持。
2025年に入っても大きな上昇は見られず、依然として“超低金利”。

理由は以下の通り:

  • 日銀の政策金利は小幅な引き上げにとどまっている
  • 銀行間競争で金利を下げてでも住宅ローンを取りにいく流れが続いている

変動金利は依然として最も安い金利タイプ


■ 固定金利(10年固定・全期間固定)

  • 10年固定:1.1〜1.4%前後
  • 全期間固定:1.3〜2%前後

2025年は年初〜夏にかけて長期金利が上昇。
ただし秋以降は横ばいで落ち着き、じわりと安定。

固定金利は“やや高めで安定” の状態が継続


🔍 2. 2025年の金利は実際どう動いたか?(振り返り)

2024年〜2025年は「金利が上がる」と言われ続けましたが、
実際には以下のような推移に落ち着きました:

  • 日銀の利上げはごく小幅
  • 物価上昇は鈍化しつつある
  • 米国金利もピークアウト傾向
  • 金融市場は落ち着きを取り戻している

その結果、
“変動金利は低金利キープ/固定はやや上昇して落ち着いた”
というのが2025年の総括です。


🔮 3. 2026年の金利はどうなる?

結論から言うと…

2026年も変動金利は急上昇しない可能性が高い

理由は3つ:

① 日銀が急激な利上げを予定していない

賃金上昇・物価の安定を慎重に確認する方針のため、
急激な利上げは現実的ではない。

② 各銀行が「変動金利で顧客獲得」を続けている

住宅ローンは銀行の収益柱。
金利が低い方が申込が増えるため
変動金利は銀行間で競争するため、下がりやすい。→事実、ネット銀行が登場し始めてから各銀行の競争が激化

③ 不動産価格が高止まり → 金利上昇は市場に悪影響

住宅購入がさらに冷え込むため、
金利を大きく上げる政策はとりづらい。


🔮 4. 固定金利はどうなる?

全期間固定は2026年もやや上昇の可能性あり

理由:

  • 長期金利は世界経済の影響を受けやすい
  • 米国政策金利次第で再び上がる可能性がある
  • 日本の人口減・建築コスト高騰が続いている

固定金利を選ぶなら「今のうち」が有利なケースもある。



📌 5. 今本当に“買い時”なのか?(実需のプロ視点)

結論:

「物件次第」だが “金利” を理由に買い時を逃す必要はない

買うべきかどうかは金利よりも
・立地
・資産価値
・管理状態
・修繕積立金の健全性
・住環境

これらの方が圧倒的に重要。

金利は数年に一度の見直しができるが、
物件選びは“人生でほぼ1回”。

イエオトでは、物件ごとの “買うべきタイミング” を
専門的にアドバイスしています。


🎯 まとめ

  • 2025年の金利は「変動=超低金利キープ」「固定=やや高め安定」
  • 2026年に急な金利上昇は起こりにくい
  • 住宅購入の判断は 金利よりも“物件選び” が重要

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