【初めての家探しで“絶対にやってはいけない5つ】

① 予算の上限を決めずに家探しを始める

もっとも多い失敗がこれです。

  • 「この物件いいな!」と気持ちが先行
  • 気がつくと“返済が重い負担”になる
  • 生活が苦しくなる → 買ったことを後悔

住宅購入は、まず 予算(借入額+月々の返済額)を先に決めること が絶対条件。

特にポイントは以下の2つ:

  • 月々の支払いは「手取りの25%以内」
  • ボーナス払いは使わない(危険)

予算が決まれば、家探しの軸がブレません。


② 「価格の安さ」だけで判断してしまう

安い物件には理由があります。

例えば:

  • 駅徒歩15分以上
  • 管理状態が悪い
  • 修繕積立金が不足している
  • 周辺環境が悪い
  • 住民トラブルがある

「価格が安い=お得」ではありません。
“安い原因” が資産価値の低さに直結しているケースがほとんど。

必ず「なぜ安いのか?」を確認すべきです。


③ 内見で“表面だけ”を見てしまう

内見では、以下のような部分を見る人が多いです:

  • お部屋の広さ
  • 日当たり
  • 内装の綺麗さ

もちろん大事ですが、それだけでは不十分。
本当に見るべきは「建物の基礎情報」。

チェック必須ポイント:

  • 配管の状態
  • 給排水の古さ
  • 管理組合の運営状況
  • 修繕履歴
  • ゴミ置場・駐輪場のマナー
  • 住民層の雰囲気

“見た目が綺麗なだけ” の物件は後悔につながることが多いです。


④ ネット情報だけを信用してしまう

ポータルサイトの情報は便利ですが、実は—

  • 掲載されていない“非公開物件”が多い
  • 情報が古いことがある
  • 実際は買えない物件が載っている

さらに、ネット上の口コミやSNSも誤情報が多く、
実際に現場で見ているプロの情報とはズレている ことは珍しくありません。

ネットだけで判断せず、
“現地の情報” と “専門家の意見” を必ず組み合わせるべきです。


⑤ 仲介会社を値段だけで選んでしまう

仲介手数料が安いことを前面に出す会社がありますが、
手数料が安い=サービスが良い とは限りません。

むしろ…

  • 調査が雑
  • 価格交渉をしてくれない
  • 重要書類の確認が甘い
  • スピードが遅い
  • リスク説明が不十分

こうしたケースも実際に多いです。

住宅購入は数千万円の買い物。
“信頼できる担当者” を選ぶことが結果的に大きな節約 になります。


📝 まとめ

初めての家探しで失敗しないためには、
以下の5つを必ず避けることが重要です。

  1. 予算を決めずに家探しを始める
  2. 値段だけで判断する
  3. 内見で表面だけを見る
  4. ネット情報だけで判断する
  5. 仲介会社を「安さ」で選ぶ

家探しは「正しい知識」と「正しい選択」がすべて。
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